「デザイン」プラス「ものを作る力」で、オリジナルグッズを!
PVCラバーの生産では、1色ずつ手作業(または機械)により材料(PVC)を正確に型に流し込んでいきます。
キャラクター等のデザイン画をPVCラバーに適したデザインに修正します。デザイナーの腕の見せどころです。
それを基に試作型を作ります。
試作型によるサンプルがお客様に承認されましたら、量産型を作成します。
数量により、金型、レジン型のどちらかを製作します。
手作業により1色ずつPVCを型に注入していきます。
PVCを1色ずつ注入し都度乾かすため、毎回作業台の上にある熱乾燥機に置いて乾かします。
仕様や数量に応じ、機械(ロボット)による作業をおこなう場合もあります。
最後に裏面となる面のPVCを注入します。主に黒が多いですが、黒以外でも可能です。
乾燥させたら冷却し、型から製品をはがします。
裏面には、タンポ印刷によりロゴやコピーライト表示等を印字することが可能です。
必要に応じて台紙を作りパッケージングします。
ソフトラバーはPVCではなく、シリコンで製作することも可能です。シリコンの特徴は、仕上がった時の手触りがPVCとは違い、さらっとしていて発色が美しいことです。また弾力もあります。価格はPVCよりも、やや上がります。
PVCラバーのSTEP06より。(PVCラバー生産工程のSTEP06までは、ほぼ同じような工程です。)
最後の面は固形シリコンを上に置き、全体を覆います。
熱処理前に真空状態にし、空気を抜きます。
熱処理をして裏面の固形シリコンを溶かします。
バリを除去したら完成です。
(シリコンソフトラバーの場合、溶けたシリコンが全体を覆うため、不要な部分が発生します。)
シリコンソフトラバーも、PVCラバー同様に、裏面にタンポ印刷でロゴやコピーライト表示等を印字できます。
必要に応じて台紙を作りパッケージングします。