原型師さんから無事に原型を受け取りました。あとは中国へ発送です。
名古屋でとあるセミナーへの参加予定があり、時間は押していますが、休日に入る前に原型の発送が最優先です。
そのため、いったん東京支店に戻ることにしました。
繰り返しになりますが、バトンを受け取ったら、できるだけ早く走らなくてはなりません。
それがリレーでチーム全体が最も早く走る方法です。
仕事は様々な関係者が様々な役割を果たしながらバトンを渡していきます。
誰かがゆっくり走ったり立ち止まったら、全体が遅れます。
誰かが遅れたら誰かがその遅れを取り戻す必要があります。しかしそれも限界があります。限界を超えたら納期遅れが生じます。
忘れてはならないのが、各工程において、スピードは大事ですが、それ以上に品質が大事だということです。
ただ、品質と納期のジレンマは必ずあります。ひと手間かけるためには、時間も必要だからです。
品質は大事だが、絶対に遅れられない。そんな状況もあります。
なので、品質と納期は必ず全体最適の視点が必要です。
ある工程において、こだわることは大事ですが、追求しすぎて全体には悪影響を及ぼすこともゼロではありません。
ここに、全体の責任者、プロジェクトマネージャーの存在価値があります。その業界特有の経験と知識を活かし、部分と全体のバランスをとる役割が必要なのです。
ミニチュアファクトリーでいえば、ミニカーやフィギュアを製作する際に、品質面で絶対に外せない重要なポイントと、やればベターだけどマストではないポイントとがあります。
それを見極めてバランスをとる必要があります。もちろんお客様と入念な打ち合わせをおこなうことや、できる限りの努力が必要ですが。
誤解のないように繰り返しますが、時間が許す限り品質を高めること、これがあくまで基本的なスタンスです。
今後、さらに経験を積んで、全体最適の視点でお客様に満足いただけるミニカー、キャラクターグッズ製作をできるように頑張ります‼️
Takuro