昨日はひな祭りでしたね。既に1日経ってしまいましたが、、、。
ひな人形を飾る文化はいつから始まったのでしょうか。起源は定かではないようですが、平安時代には既に存在していたという説もあります。
ただし、当時は儀式的なものではなくあそび的な存在だったようです。
その後、江戸時代にひな祭りへと名前を変えて現在に至るとか。
その間、技術は年々進歩し、人形は精巧になっていったそうです。
数百年での進化ですからね。初期と比べると相当なものかと思います。
さて、技術の進化は、ミニカーやフィギュアなどのグッズを製作する弊社としても目を離すことができません。
最近は、3Dプリンターによりモノづくり革命が起きたと言われています。
ロット一個から、自由にサイズを変えて、生み出せる夢のマシンです。
ミニチュアファクトリーが作るものは数百個の小ロットから数万個くらいの中ロットの量産品が多いです。
時々、一個からできますか?という問い合わせをいただきます。そのような場合は残念ながら、製作物や空き状況によりできる時とできない時があります。
でも3Dプリンターなら、データがあれば一個でもできるでしょう。今後、プリントスピードが早まれば、数百個くらいなら工場で作らずとも対応できてしまうでしょう。
まさに製造業にとっては脅威そのものに思えます。
しかし、、、いち早く導入した企業にとっては脅威ではなくチャンスと考えていると思います。
どこにその差が生まれるのでしょうか。
たとえば、よく言われるアナログとデジタルの違いとは何でしょうか。
私が思うに、違いはありません。
強いて言うなら、、、
やるかやらないか。
それだけです。
仮にものづくりのメインウェイがアナログではなくデジタルになったとしても、手作りの良さは消えませんし、どちらのやり方も残ると思います。
ただし、状況に応じてベストな方法があるなら、どちらも深い造詣を持った上で使い分けていく必要があると思います。
躊躇している暇はありません。
現代の文明の利器をうまく活用するのです。
新しい道具を恐れず使いこなすのです。
それが進化するということではないでしょうか。
Takuro